Pスクール厳選・楽しいSTEAM教育向け教材の紹介コーナー④ 〜 eduコン編
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2021/11/11

子供向けのICT教育教材端末・『eduコン』は、

出図:
見た目は携帯ゲーム機のようですが、中身はというと「Raspberry-Pi Compute Module 3+ Lite」が利用されており、7インチ液晶ディスプレイ上でラズベリーパイOSが動いているのが分かります。
つまり早い話がeduコンはラズベリーパイベースのタブレット型端末です。
著作も以前の記事で、自作できるラズベリーパイを使った小型コンピューターを組み立て方を題材に記事にしたことがあります。
eduコンも大体同じようなものですが、見た目がコンパクトで洗練されていて、ゲーム機で遊ぶ感覚で、楽しくプログラミング学習できるように工夫されているところが重要なポイントなのでしょう。
メーカーの本体仕様は以下のとおりです。
本体サイズ: 217 x 115 x 26 [mm]
インターフェイス:
GPIOポート x 1
USBポート x 3
電源:
USB(Type-C)ケーブル給電
もしくは内部単三電池6本を使用
セット付属品:
eduコン本体 x 1
ACアダプタ x 1
microSDカード16GB(OSプリインストール済) x 1
専用スタンド x 1
タッチペン x 1
重量: 1.3kg
単品購入をする場合には、楽天やYahooなどのオンラインショップで36,000円前後で入手できます。
eduコンの開発は、アーテック社がハードウェアの企画・開発・製造を受け持ち、ソフトウェア面ではエスリル社が開発を担う形式をとっています。
また共同開発に参加するバンダイ社は、eduコン向けのマンガ教材などの子供向けのコンテツを制作しているようです(以下の動画参考)。
eduコンの使い道
以上の概要から、「eduコン」を簡単に表現するのであれば、周辺機器を足して子供教育向けにカスタマイズしたラズベリーパイ・パソコン、と言えるでしょう。
単品買して使うのではあれば、さしてeduコンを買わなくても、ラズベリーパイ本体を買ったほうが別の用途に再利用もできて、費用対効果を考えればお得です。
このeduコンの優れている点は、発売元のアーテック社がロボットプログラミング向けに展開している学習サービスの一部に組み込まれているため、eduコンを使ったプログラミング学習カリキュラムを受けることによって初めて最大限の学習効果を発揮することです。
アーテックのロボットプログラミング教室の詳細な情報を以下の記事にまとめています。
より詳しいカリキュラムの内容を、他のロボットプログラミング学習サービスと比較しながら解説しています。
興味があればそちらも是非ご確認ください。